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ハワイアンジュエリーのモチーフたち~後編~

2018/09/25
サンセット

ハワイアンジュエリーのモチーフたちを紹介してきましたが、いよいよ後編になります。

 

[ホヌ]

ホヌ(honu)は、ハワイ語で海ガメのことです。

神の化身 とされ、海の守り神であるホヌは、漁師や浜辺の人々を水害(災い)から守り、海の恵みや幸運を波に乗せて運ぶといわれてきたことから、人々はウミガメのモチーフを護身用のお守りに身に着け ます。
サーファーをサメから守ったという伝説もあり、ホヌをモチーフにしたハワイアンジュエリーには「危険や災いから身を守ってくれる」という意味が込められ、大変人気の高いモチーフです。

デフォルメされたウミガメのシルエットはとてもかわいらしく、

男性だけでなく、女性にも人気のモチーフです。

精霊を敬うことで自然と調和してきたハワイの人々は、ホヌのモチーフを身に付けることがごく普通のことでもあるようです。

 

[ナイア]

ナイア(nai'a)は、ハワイ語でイルカのことです。

ドルフィンには、幸運を運ぶ使者として「恋愛運アップ」「仲間との絆」という意味が込められています。
イルカは幸運を波に乗せて運ぶ海の守り神Aumakua(アクアマウナ)の一人といわれています。
また、群れで仲良く泳ぐことから、家族や仲間、恋人たちの繋がりや

恋を後押ししてくれる意味を持ちます。

 

[ホエールテール]

ハワイでは、クジラに出会えることは幸運とされており、ホエールテールには「幸運」「ラッキー」という意味が込められています。

元々、ハワイの人たちが、くじらが飛び上がって海に再び戻るあの姿を見られたら、幸運が訪れる、と信じているところから、ハワイアンジュエリーでもホエールテイルは幸運の象徴なのです。

 大切な人の幸運を祈ってプレゼントする、ハワイアンジュエリーに最適なモチーフといえます。

 

[フィッシュフック]

釣り針を意味するフィッシュフックは、魚を釣り上げることから、「幸せを釣り上げる」「幸福を確保する」という意味があります。

また、魚が釣り針にかかると逃げられないことから、「釣り上げた幸福を逃さない」「大切な人と離れない」「恋愛成就」といった意味がありますので、ペアジュエリーや贈り物などに人気のモチーフです。

フィッシュフックは、夢を釣り上げるラッキーアイテムとされていますが、実はフィッシュフックには向きがあり、フックの先端を心臓側に向けると、海に落ちた時や溺れた時に、心臓に引っかかって助けてくれると言われていることから、大切な命を守ってくれるという守護の意味もあるのです。

 

前編、中編、後編とハワイアンジュエリーのモチーフたちをご紹介させていただきました。

自然と共に生き、自然を愛し、目には映らない精霊を信じ、願い・祈りを捧げてきたハワイの人にとって、ハワイアンジュエリーを身に着けるということは、生活の一部であり、幸福を願うお守りです。

そんなスピリットが詰まったハワイアンジュエリーだからこそ、永い間たくさんの人々に愛され続けているのだと思います。

 

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